西山

金華山の西にもう一つ山頂(西山)があることに気付き、これは縦走したら面白そうということでウズウズ。5月の終わりに行ってきました。まあ・・・16時くらいから登山している時点で行き当たりばったり感満載なんですが(笑)

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岩戸公園に車を止め、東坂ハイキングコースで入るのは前回と変わりません。最初のT字路で達目洞方面に進みます。ただ、途中から車が走行するような林道に変わっていきます。

↓ 県道77号の下をくぐります。

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アスファルト歩いて・・・誰も歩いていないので方向あっているかはマップ見ながらチェック。

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登山口が住宅街から伸びているので住宅街に向かいます。道路沿いに階段があります(地図にはありませんが)。階段を上ると住宅街にショートカットできます。左手に見えている緑フェンスの内側が登山道になっています。

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道路沿いに北上すると・・・緑フェンスが空いて入れる場所があります。看板も何もないのでかなり怪しいですが、フェンス入った1m先にロープが貼ってありますので、それに沿って北上していきます。

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ふるーるが立ち入ったフェンス箇所。

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あとはひたすら北に向かって登っていくだけ・・・なんですが、ジグザグなしのほぼ直線の登りなので、勾配がきついうえ、足場が砂利なので、踏ん張りがきかずに砂利でずるっと滑るんです。何度か、こけそうになりました。階段が出てくるまでは慎重に進みます。

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岩戸公園から1時間弱で西山176m山頂に到達。山頂からの見晴らしはなかなかです。金華山岐阜城も見えちゃいます。こりゃテンションあがるよね。

ただ、ふるーる唯一の失敗はドリンクを全く持たずに入山してしまったこと。西山では背の高い樹木がほとんどなく、西日をモロに受けたため体力の消費と、汗が吹き出します。しかし、西山には水場やトイレは一切ありません。

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さて、西山は分岐が3あり、違うルートで下山するものと、岐阜城に向かい縦走する道と、いまきた道を戻るかです。ただし、縦走路は案内する看板すらありません。その理由はかなり西に進んだ後で分かるのですが・・・そう、登山道ではないんです、縦走路。管理用の道なんだって。ただ、道として整備されていますし、迷うことはありませんでした。尾根筋とはいっても樹林帯なので、ほとんど日陰になるのは嬉しいです。

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なんと、途中にはハシゴも。

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崖危険の看板あり。眺めが良いのですが、この岩から先は絶壁になってて近くにお花が供えてorz 西山から尾根歩きとはいっても、アップダウンがありよい刺激です。岐阜城が近づくにつれて勾配がきつくなります。

岐阜城に着いて喉はカラカラ。水道の蛇口で水をがぼがぼ飲んでいたのはふるーるです(笑)

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岐阜城近くから。もう日暮れです。このまま夜景みるなら居座ることも・・・あ、ライトもってきてないや。

金華山の山頂からは東坂コースを下ります。途中、見渡す景色で山行を振り返ると・・・

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西山から小ピーク2つを経由して金華山に向かいました。

今回の山行ルートです。だいたい2時間ほどでした。

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登山口にもどった時刻は18時近くでしたが、登る人と数人すれ違いました・・・夜景目的?

 山頂高 176m

 タイム 全行程2時間

 面白さ ★★★☆☆

 眺望さ 西山からはなかなか。西山〜金華山は時折良し、金華山は絶景

 難易度 ★★☆☆☆(鼻高ハイキングコース)

【総評】

西山登りについては、登山口が非常にわかりにくいですが、住宅街の道路沿い、フェンスの隙間から立ち入る必要があります。木陰がないので、真夏はヘバりそう。山頂まではそんなに距離がないのが救いかな。往復1時間ちょいの金華山では物足りない人は西山まで行動範囲を広げても面白いでしょう。ただ、西山は登山道ではないと謳われていることと、山頂以外に案内板がほぼ皆無という点には注意が必要です。公式ルートじゃない点はご留意を。柵なしの転落し得る崖に至る踏み道があるので、鼻高の夜間登山はオススメしません。住宅街まで西に行く達目ルートは案内なしの分岐があるため惑うこともあるかもしれませんが、西に真っ直ぐ進んで太い県道77号の下をくぐるんだということを頭に入れておきましょう。