Win10、リカバリ画面すらも出ず、リカバリ不能になったとき

実家のパソコンが、電源入れてもWindows10が立ち上がらない。何度が電源ON/OFFを無理くり押しつづけて再起動させるうち、Windowsリカバリ画面が出てくる。

 

が、ここからシステムの復元→ダメ、初期化→ダメ、クリーンインストール→ダメ。。。何やっても「復旧できませんでした」というエラーが出る。つまり、HDDが復旧領域コミで逝ってしまっただ。セーフモードで立ち上げることすらできない(正確には、セーフモード立ち上げにしてみたが、6時間しても立ち上がらず黒画面のままだった)。

 

上記トライ中にディスクエラーがあるとか、chkdiskが頻繁にかかるので、ハードディスクが壊れたのは確実。まずは、HDDを正常品に交換する。

 

PC購入時に取説と一緒に付属しているであろうリカバリディスクでWindowsを復旧させるのが王道。しかし、付属品がどこに行ったか分からない・・・捨ててしまったかもしれない・・・う~ん、リカバリディスクがない場合の再インストールってどうするんだろう。

 

と考えていたら、Win10が立ち上がる別のPCで、USBメモリに回復ディスクを作り、他のPCでも利用できるという。

 

【まとめ】

パソコンのWindows10の立ち上げできず、立ち上げても回復が失敗する場合。かつ、パソコン付属のリカバリディスクがない場合。

 

①故障したPCのBIOS画面(電源押したときにDELキー、F12などのファンクションキーを連打)を開き、ダイアグ機能がある場合はダイアグして故障原因がわかることがある。

 

②故障個所がHDDと疑われるときはHDDを新しいものに換装。

 

③別のWin10が起動するPC(故障したPCと無縁のものでOK)で「回復ドライブの作成」を起動する。

32GB以上のUSBメモリを、速度の速いUSBポート(青USB、SSとか表示があるポート)に挿して回復ドライブを作る。自分の環境では作るだけで3時間くらいかかった。

 

⑤故障したPCのUSBポートに③で作成したUSBメモリを挿す。電源入れてUSBから起動させる。

USBから起動しない場合は、BIOS設定でUSBポートで起動する設定になっているか確認する。もしくは、USBの相性が悪いかもしれない、別のUSBポート、USBメモリで試す。

 

⑥無事インストールが終わったら、HDDやSDDからWindowsセットアップ開始となる。PCのどこかに貼ってあるであろうWin7, Win10のライセンスキーを入力して認証させる。