HP製の2012年製のパソコン。年明けからマトモに起動しない。
電源入れても画面が真っ暗でBIOS画面が出ず。ファンは回りだすが数秒で勝手に電源が落ちるなど挙動不審。ケース開封してマザーボードのCMOSクリア、PWクリアを試すも、BIOS画面は復活せず。
電源はATX規格。
問題が、マザーか電源かを切り分けるため、中華製の電源チェッカーPower supply testerを1000円ほどで購入。
使い方は簡単。電源からマザーボードに接続していたコネクタ類を、このチェッカーにそのまま挿す。
挿し終わったら、ATX電源を家庭用コンセントにさして、ATX電源にON/OFFスイッチがあるならONにする。すると、このチェッカーが勝手に通電チェックしてくれ(パソコンの電源ボタンやリセットボタンとの接続は不要)、出力電圧やPG(Power Goodとは電源投入してからマザーボードに起動用信号を送信するまでのタイムラグ)を計測してくれる。電源が正常だと、ブザー音は無しで、チェッカーに表示されたLCD表示値の点滅(flicker)が無しになる仕様。
電源のチェック結果は以下の通り。電圧は正常だが・・・
ピーピー音がずーっと続き、PGのみが0msで点滅(flicker)しつづけてしまう。PGが異常ってこと。適正値は100〜500msだそう。何度チェックしようが、ATXの電荷抜きしてしばらく放置後にトライしようが、PGが0msになる。ATX電源が異常やね。
自分のパソコン組み立て経験から、電源は案外故障する。今回は8年もっただけで御の字かな。この価格で問題の切り分けができるなら「買い」かと。 電源交換したらパソコンは無事、起動しました。