木崎湖、山正旅館さん2021

2021/8/6の金曜日。有休とって朝から長野に一人旅行。子供も奥さんもいないで一人で旅行日程や、ふらっと寄りたいところに寄れるので、一人旅、私は好きです。

 

で、長野の善光寺に観光予定だったところ、中央道の駒ケ根あたりで天気が良くて千畳敷カールがくっきり見えたことから、急遽登山しよう(笑)と思いつきました。

 

登山装備をなーんも持ってきたなかったので、コンビニでポカリ、お菓子類、グミ、アメなどを買い込み、バスに乗り込みます。バスとロープウェイ往復で4200円だったかな。

 

天気が良いからか、コロナ禍であっても11時台のバスは満席。でも座ってくれというから、補助席を出して座りました。

f:id:fleurdulapin:20210808225954j:plain

ロープウェイ駅降りただけですが、、、おおー・・・すごい眺め。

f:id:fleurdulapin:20210809082328j:plain

で、日ごろの運動不足なのに無謀にも登りたい!!! ロープウェイ降りた大半がカールを登って山荘を目指すので、ひねくれの自分はぐるーっと時計回り宝剣岳一周で3時間くらい。

f:id:fleurdulapin:20210808225958j:plain

登山道は言うまでもなくしっかりしてる極楽平までは迷いなし。

f:id:fleurdulapin:20210808230002j:plain

下界は35℃のなか、日差しはキツいけども風は涼しい・・・22℃くらい。

 

極楽平を少し北上して宝剣岳に向かうとずーっと岩場、鎖場が半分以上を占める。。。私のように半そで、ジーパンで登っている人は皆無といっていい。ヘルメットしている人も僅かにいたけど、日よけ帽子の人が大半だった。

f:id:fleurdulapin:20210808230007j:plain

人がアリのようだ・・・それだけ岩場の存在感が圧倒ということ。

f:id:fleurdulapin:20210808230010j:plain

剣岳直下の鎖場。ここ、もし鎖から手をはなして滑落したら・・・おそらく死ぬと思います。怖くて下が見られないくらい底が見えない(-_-;)

f:id:fleurdulapin:20210808230013j:plain

で、極楽平から来ると3回くらい死ぬ思いをして宝剣岳の山頂。

 

ちっちゃい祠があります。この尖った岩の上に一人立てるらしいのですが命がけ。この石に対する鎖やハシゴがあるわけでもなく簡単に登れないように見えました。私は山頂岩にタッチして終了。ちなみに、写真に写っている男性がいるところが実質の最高点かな? ここですらバランスを崩して手前に落ちようものなら、そのまま崖下に真っ逆さま、高確率で死にます。

 

剣岳は、小学生、中学生、運動不足の奥さんを連れていけるような山ではありません。私のルート極楽平~山荘の縦走ルートは落ちたら死ぬ・・・という箇所が4つほどあります。ある程度の運動神経と、バランス力、慎重さがないと夏場の好天でも死に直結するかと。ただし、鎖はシッカリと張られていて、体育4の成績(5段階中)なら行けるでしょう。あとはリュックがとても大事・・・バランス取れる背負い型は必須。荷物が重かったり、安物で紐だらーんと垂れて絡まるものはアウツ。

 

木崎湖の山正旅館さんに一泊して、土曜日は善光寺へ。コロナ禍だから人はいつもより少ないです。駐車場は遠いところ、権堂アーケードの終端で取ったため全く混雑してません。日陰のアーケードを歩きながらウォーキング兼ねてね。

f:id:fleurdulapin:20210808230017j:plain

f:id:fleurdulapin:20210808230020j:plain

で、山正旅館での朝食をたらふく食べたので(笑) ここで、お腹が空かず、鎌倉というお店で、わらび餅入りの珈琲ミルクを飲み歩き。コロナ禍なので、店内食事もしないほうが吉だよね。

f:id:fleurdulapin:20210809085453j:plain

木崎湖に戻ります。ゆ~ぷる木崎湖さんで温泉。コロナ禍だからか人は少なめです。感染対策として、お土産コーナーも廃止? 食事コーナーもやってなくて、キャンプ、登山グッズ品の販売をやっていました。

 

木崎湖から長野の善光寺まで1時間ちょい。山間ドライブにはうってつけです。小川アルプスラインという県道36号を通って国道406号を使うのがオススメ。もしくは、406号のまま白馬に抜けるのも楽しいでしょう。国道19号は交通量が多く、トラック、ダンプも通行することからあまり自分ペースでは走れません。

 

大町のカイザーさんで念願の鹿ステーキ定食2700円

f:id:fleurdulapin:20210808230024j:plain

これが肉肉しくてうまいのなんの。ソースが絶品。そして、木崎湖に戻ってアルペンハイム山正旅館さんで二泊め。2Fからの眺めは変わりなく、いつもの木崎湖で落ち着きます。

f:id:fleurdulapin:20210808230027j:plain

日の出が目の前の山からあがってくるという最高のロケーション。木崎湖の先端もちょこっと見えて、おねティ舞台の公園はそのまま残っています。もうあの放送から18年が経つんですねぇ。

 

女将さんは元気で、ガーデニング、ナスやトマト、カボチャ等々・・・自家菜園にも取り組んでました。今回は向日葵がキレイ、今年初チャレンジしたそう。

f:id:fleurdulapin:20210809085430j:plain

朝は涼しい木崎湖を散策。

f:id:fleurdulapin:20210809085105j:plain

コロナ禍の大町割を使い、朝食付きで一泊5000円ってオトクかと。しかも、朝食が食べきれないボリュームなのです。自家製野菜をふんだんに使いとてもヘルシー。コロナ禍で晩飯プランは無いのですが。お母さん料理を思い出す・・・そんな、ホッとするひとときを過ごせる旅館。第二のお母さん、みたいな人柄だからこそ、自分はリピートするのかな。。。

 

おねティ関連としても有名な旅館。

f:id:fleurdulapin:20210808230030j:plain

書き置きをして、感謝を伝えるとともに・・・また来たい、そう思います。

 

そして、今回の旅ではハンチング等のエンジントラブルがなくなり快調になった207たんとともに、ドライブしまくろう!!! ということで、木崎湖から白馬を抜けて日本海に抜けるっっっ

f:id:fleurdulapin:20210808230035j:plain

今度は徹底的に海沿いを走ると決めて、富山まで海岸線に近い道路を選んで走行。写真は石田浜海水浴場。

 

このあと、富山、金沢、越前海岸、敦賀米原、養老・・・ゴールの名古屋へ。ほぼ下道メインで木崎湖から12時間(笑)そりゃそうだ、460キロの道のりだもの。