富士山だよ

13日は富士山へ。昨年は、わらじ館ナナヨン3050mで敗退。そのリベンジを誓った私。息子が山頂まで行けずに悔しかったという隠れた闘魂を持っていたことに驚きつつ。

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天気は良いとは言えないC連発だよwww だけど、台風来ているわけでもないし、風と温度は許容レベルと判断しました。御殿場口に着いたのは24時ごろ、既に駐車場はいっぱいです(とはいっても、第二、第三とキャパがあるので第一にこだわらなければ停められます)。そして、明日に備えて車中泊です。

アクエリアスをお互いに約3リットル弱、合計5リットルほど背負います。で、今回のコースは、御殿場ルート・・・ではなく、

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ヤマノススメのトレランコースが入った(以前、友人と舞台めぐりしたところ)からの、宝永山、プリンスルートを通過しての「わらじ館」をめざします。コースタイムは6.5時間、前回挫折した御殿場ルートのコースタイム5時間よりも1.5時間加算(笑) これでこそリベンジと呼ぶに相応しい!!!

5:30登り始め。既に日は昇って天気は良いです。山頂は雲に隠れています。

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友人と登った記憶が残っているので、ちゃんと幕岩方向、原生林に入っていく分岐を見逃さない(笑)

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幕岩。

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で、T字路になりますが、ヤマノススメでは二ツ塚方面に行くので東、今回は山頂めがけていくので西になります。

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高度は2200m付近。積乱雲っぽいもの。ここのルートは原生林を多く通るコースになるので、御殿場ルートのように太陽の日差しを背負いながら・・・とはならないので、楽だなと思いました。何しろ、御殿場ルートは傾斜のある砂場を代わり映えしない景色で退屈するデメリットがありますが、ここのコースは二ツ塚、宝永山、山頂と、景色がコロコロ変わるので楽しいです。

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私たちが通ったルート、御殿場口の駐車場~幕岩~御殿庭上~宝永山に至る分岐(プリンスルート入口) までは、誰一人としてすれ違わないし、前後を歩く人は皆無、それだけマイナーなあまり選択しないルートです(実はこれが狙い)。前後に人がいるとペースが乱れてしまうから。挨拶やすれ違い時の気遣いも一切不要。ただし、ケガや遭難したときに誰も気付かない、助けを呼べないデメリットもあります。

で、だいぶ中略しましたが、宝永山の山頂です。

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雲がかかってしまい、完全に視界はゼロです。自衛隊の砲弾音が響いてます。弱いものの霧雨でした。

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プリンスルート横に寝転がる長男。。。車中泊での寝不足とアメリカ研修疲れが相まって、ここで40分の爆睡た。通りすがる人からは、「大丈夫?」と声をかけられる状況。

わらじ館のぼりが見えてきました。

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13:30に到着です。自分らは8時間かかったわけですから、コースタイムがいかに健脚向きで、体力ロスを考慮しないで書かれているかが分かります。

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わらじ館は、14時過ぎにはチェックインできる体制にしてくれていて、歓迎とともに名前の入った立て看板が。満員御礼です。

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山頂が見えていますが、この後予報通り、15mmぐらいの大雨がどざーっと降り、登山者さんは雨合羽を出して暫し歩みを止めていました。

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一泊二食付きで7800円/1人。スタッフ3人、食材、この小屋の運営考えたらこれでも苦しいはず。だって、このルート前後に潰れてしまった山小屋が3つか4つほどあります。気さくなおじちゃんが対応してくれます。1ブロック3人が雑魚寝です。

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晩御飯はカレーライス。

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おかわり自由で、ふるーるは2杯頂いた後、夕暮れを眺めに外へ。

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みんなマナーが良くて、20時には静かに就寝です。2時あたりからご来光目的登山準備する人たちがいます。日の出は4:50過ぎとのこと。バイブの目覚ましをセットして眠りにつきます。ふるーるらは、山頂からのご来光にはチャレンジせず、ここわらじ館からの日の出を見ようというのが協議結果。よって、明日は朝食をここで取ってから登り出しとなります。