富士山

8/5は富士山、御殿場ルートを選択。登山ガイドを見ると約8時間で山頂まで行けるとのこと。

駐車場はいっぱい。確実に駐めたい場合は、登る前日の夕方入りしておけば確実か。見た感じ夜明け前から登る人が多そうなので、前日からの駐めがオススメかと。

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私たち3人は朝7時から登りはじめました。高度1450mからの登りスタート。入口の鳥居付近では協力金1000円の徴収をしていますが任意。子供分の水分もと、4リットルのスポーツ飲料、行動食(おにぎり、朝飯がわり)などを詰めています。カメラも2台持ちするバカさ。のちに苦しむことになります。登り初めに山小屋がありますので、ここで確実に水分補給や携帯食などの買い忘れがないかを確認。この小屋を過ぎると7合目の3050mまでは全く何もございません(6合目に無人の避難小屋はある)。小屋を過ぎるとユルい登りがだらだら続きます。二ツ塚を左目に進みます。だんだんとガスってきます。

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真っ白www

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ただし、太陽光が遮られて、自然の大冷房という感じで心地よく助かります。雲の下が宝永山。ここは2600m付近です。

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しかし、自分は足がいうことを聞かず極端に登るペースが鈍化。自分のリュックの重量を減らさねばと、長男にドリンクの運搬を委ねる、行動食を積極的に取っても回復せず・・・子供らのペースに追いつけない。

しかも、ひどく足をつって15分以上悶絶。こりゃダメだと子供たちを先に行かせ、ここからは一人歩き。6合目付近では雨が降り始める。

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子供たちから1時間以上遅れて、7合目のわらじ館についたのは14時過ぎ。わらじ館から山頂までは3時間近くかかる。

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山頂までいける気がしない。いまのふるーるペースで計算すると、山頂に着く頃は18時過ぎる。

そんなわけで、わらじ館で小屋泊も考えたのだけど、予約で一杯とのことでそれも叶わず。富士山駅伝があるらしく、関係者の予約でどの小屋も満員御礼だったらしい。帰りは大砂走りを体感。ふわふわの砂地をズンズン下っていけます。御殿場ルートは長いっっっ!!! 登りが緩く長いので、体が高度に慣れやすくて高山病にかかりにくいというメリットがあります。我々3人の誰1人高山病にはかかりませんでした。御殿場ルートは小屋泊を前提に計画するか、日帰りなら朝4時前に登りだすべき。また、ふるーるのように前日の睡眠時間2時間とか、朝飯抜きとか、ナメると、とんでもないことになります(笑) 水分補給が悩ましいですが・・・2リットル/1人は持っておきたいところ。天気はめまぐるしく変わります。眺めがよいときに写真を撮らないと、あっという間にガスったり小雨や雷鳴も。雨合羽は必須。荷物は極力減らし、水分・行動食・雨合羽、携帯モバ充を持ちましょう。砂地で力を吸い取られるために、登山靴やサポートタイツの装着、ストックを積極的に使って体力の消耗を防ぐと良いです。

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 山頂高 富士山3050mでリタイア(御殿場ルート)

 タイム 往復11時間

 面白さ ★★☆☆☆

 眺望さ 雲海の上に立つと鳥になったよう

 難易度 ★★★★★★★