8/13, 14は、わらじ館を利用した一泊の富士登山しました。今回は怒涛の20キロ越えルートの計画。一泊しての登山だから多少の無理がきくルートです。2017のリベンジでもあります。
13日の富士山。多分朝の4時くらいの写真。深夜に御殿場口駐車場に着き、山小屋の灯りと、夜間登山するライトを持ち山頂に向かう人が点々・・・と。
御殿場ルートの駐車場から伸びる登山道。原生林~幕岩に進む道を選びます。
大石茶屋のルートではありません。
原生林に入っていきます。幕岩。
幕岩を過ぎても、樹林帯を進むので日差しが防げてとても快適に歩けます。
樹林帯の限界まで来ると・・・確かにふいっと樹林が無くなります。そして、どーんと、宝永山火口が見えるのです。
ここからは日差しを受けての歩きとなるのですが、地面は固いほうなので砂に力を奪われていくこともありません。
御殿庭上。私たち意外に誰もいません。このルート。
やはり長男のペースは早い・・・が、今回は自分の限界もまだまだ来ません。去年苛まされた「こむら返り」の兆候も皆無。やはりスポーツドリンク、塩分、ミネラル飴を食べているのが正解なのかも。
宝永山火口と、プリンスルートを行き交う人の通行が見えます。
実はここまで下りになり結構下るので、今まで登った分が帳消しやん・・・と思ってしまう(笑) 宝永山火口。
先ほどの火口から300m弱登り返して宝永山の山頂、2693m。まだ、山頂はここから高度1000m以上もあるんかい・・・と現実を知る場所でもあります。
皇太子が通ったというプリンスルートを行きながら・・・
わらじ館に到着です。
カレー食べて爆睡、ご来光を見るには4:30頃から起きておくべきでしたが、それも忘れるほど寝てました。
翌日です。
健脚な人であれば、3時間程度で山頂まで行けるとのことですが、ここからは急勾配のジグザグ登りが延々と続きます。あの富士山の形からすると頂上に行くほど勾配が急になるのは至極当然なわけで。
8合目にある山小屋を過ぎて、いよいよ神社境内という言葉を見てテンション上がります・・・が、
ここからも長かった・・・ようやっとフチらしきものが見えてきて・・・
ああ、山頂の鳥居じゃん!!!
山頂です。神社や山頂に郵便局があり、ポストカードがその場で買って出せます。富士山だからと郵便料金が値上げされているわけではなく。ここのポストに郵便物を投函すれば、富士山消印が押されて発送できるようです。冬は無人になるでしょうから、無理でしょうけども(笑)
剣が峰、つまりは、日本の一番テッペンへ。
火口でっかい・・・お鉢めぐりで1時間ゆうにかかるのがわかります。
山頂の写真待ちすること1時間。
めでたく、この瞬間だけは地上生活者の中では一番高いところにいるわけで、達成感は相当なものでした。
富士山では天気が変わりやすく、雨に当たる確率はかなりあるほうだと思います。ふるーるは3日富士山体験していて、そのうち全部どこかで雨が降っていますから。よって、雨具は必携、体を濡らすと宝永山の稜線でも吹く風で相当寒く感じるので、夏登山でも油断して登れる山ではない と感じます。
山頂高 剣が峰 3776m
タイム 往復14時間、全長21キロ
面白さ ★★★★★
眺望さ 非常に良い(と思う、雲がなければ)
難易度 ★★★★☆