飯能から秩父へ

GWの月曜日5/2、関東甲信越は晴れ予報。水曜日は雨で、以降の天気は曇りとな。

 

関東に行く日取りを月・火・水に設定する行き当たりばったり計画。ガソリン車で長距離乗ると安心感がハンパない。充電施設を考えて寄り道する必要はなく、ナビの到着予想時刻よりも前倒しで到着可能、電気自動車(アイミーブ)だとこうはいかない。極端に言えば1時間走って30分充電であるから、観光時間が大幅に削減されてしまう。しかもGWで充電渋滞だってあり得る。しかも、登山口付近は充電施設なんてないから、山登りのお供にするには向いていない(航続可能距離の長いリーフとかは違うでしょうが)。

 

名古屋を出たのは日曜日の22時過ぎ。25時過ぎに実家に到着して、ガソリン車を借りて青梅ICから北上。友達と待ち合わせする飯能へついたのは朝7時前。友達と合流し、ヤマノススメ推しのタイムズマートさんでちょいとお買い物。ヤマノススメを愛する店長さんは変わらずご健在。

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登山用の水分補給にと、飯能水を買う。

 

で、当初は武甲山に行く気満々だったものの、天気は薄曇り・・・武甲山の山頂からの秩父市内一望は望み薄ということで他案を探す。ヤマノススメ舞台にもなった、「ウノタワ」へ行こうということに。これを晴れと呼ぶのか! を連呼しながら、往復2時間の山行してみよう、この後にぱーっと晴れるかもしれないし・・・結構な急斜面を延々と登り続け鳥首峠を通過。

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ウノタワぁぁぁ・・・霧で何も見えないよー

 

毒草注意の看板や、ウノタワの伝説を書いた看板があるらしいのも見つけられず。後になって分かったが、我々はあおいちゃんたちが入った登山ルートとは別ルートを辿っていたのだった。往復2時間の山行だったはずが、5時間だった時点でもうオカシイわけですが。だって、ここらへん、電波入らないから情報の確かめようがないんだもの。沼地だったという場所だけ、踏み応えが違うくて、木々が生えていないという不思議な場所がありました。

 

晴れと曇りの境界線はドコなんだよ! とボヤキながら、上半分が白くモヤががって全く見えない武甲山を横目に秩父市内へ。芝桜目当なのか結構な渋滞に巻き込まれました。あの花もしかり、心が叫びたがってるんだ推しの秩父市内。

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しかし、大洗に比べるとまだまだ殻を破れていない(笑)

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前回は破壊されていためんまモニュメントも復活。

 

念願だったあの花舞台巡りも。

 

で、疲れ切った我々は、秩父のレンタルルーム(グリーンプラザさん)で一泊。大人2人の素泊まりで税込み6800円(シーツ代、駐車料金込み)である。人数が多いほどオトクになるシステム。ただ、駐車場がわかりにくい。どうも入り口の自動車工場(ダンロップ、エクシード(株)と経営者が一緒っぽく、自動車工場の駐車場にひとまず駐めれば良いらしい)

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いわゆるアパートの貸し出し形態。ゆえに、バストイレは標準装備だし、エアコンは常備。2DKあり、

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2人で過ごすには十二分な広さ。荷物を置いて、梵の湯(ぼんのゆ)さんへ。

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ぬめりのある温泉で、ポカポカ感が長続きして湯冷めしない温泉だった。秩父は良い温泉施設に恵まれているようで、芝桜も良いけど温泉巡りも楽しい。

 

温泉後に宿泊施設に戻ると、猛烈な眠気が襲い、ふるーるはそのまま温泉のポカポカ感に包まれながら掛け布団するのも忘れて爆睡です。

 

秩父2日目、相変わらず薄い雲が広がっていて武甲山は見える気配すらない(笑) これで、武甲山への登山は消えたー 芝桜を見に行くほどメルヘンでもない2人組。登山が選択肢から消えたので、今日一日は何しようか・・・

 

リベンジというキーワードの元、そういや正月休みで旧上岡小学校を見学できなかったことを思い出す。ガルパン劇場版後に旧上岡小学校が舞台巡りに追加されたよねーという話で盛り上がり、「大子町を目指そう」という行き当たりばったり感。途中高速道路がGW渋滞していたため、Googleさんで渋滞回避しながら下道で4時間(秩父大子町)。のどかな風景を抜けていくので、ドライブ好きなふるーるとしても快適な大子町までのドライブでした。

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旧上岡小は無料開放していました〜 ふるーるのリベンジは果たせたことになります。来客者の7割くらいが明らかにガルパンファンという感じで・・・GWならではの賑わいでした。屋台では紅茶と奥久慈リンゴパイを販売、リンゴパイは美味しかったですよう。

 

大子特産といえば、しゃも ということで。

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昼飯は「しゃも丼」となりました。

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まあ、もう15時ですので。GWとはいえすぐにありつけました。

 

大子町まで来たら、(南下するだけなので)大洗に寄るのは当然でしょー ということで、臨界事故を起こした東海村を横目に大洗まで。Googleさんで渋滞情報見ながら回避回避してきたものの、途中245号の渋滞を軽く見てしまい小一時間ロスwww ひたち海浜公園から高速に入って大洗入りすべきでした。

 

大洗到着は18時過ぎ。ここも、ガルパン熱冷めやらぬファンで賑わい、会長干し芋は売り切れwww 仕方なく、別の干し芋を購入。あんこう焼きも閉まっています(笑) ガルパンギャラリーは、まいわい市場の真上に鎮座し、ガルパン定着感はますます強固なものになりましたね(笑)

 

磯前神社はもう門は閉ざされていて、境内に入ることはできませんでしたが、車の進入と、夜間参拝、賽銭自体は可能です。さて、晩ご飯は海の幸を・・・と漁港方面に向かうも、19時半でどこもかしこもオーダーストップ。くーっ、GWとはいえ、大洗の店じまいは早い、ゆえに、晩ご飯の行動は18時台で完結しなきゃならないとヒシヒシ実感した2人。

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じゃあ、カツだろうということでクックファンさんへ。

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長蛇の待ち・・・こんなの見たことない(笑) 小一時間待つこと店内へ。店内はほぼ(私たち含め)ガルパンファンで貸し切り状態です。ふるーるはカツカレーのハーフサイズで。お腹いっぱいに食べると帰りの運転中、絶対に眠くなるのが分かっていたので、あえて少なめにしました。水戸宿泊できるならば、迷わずガルパンかつなんですが(笑)

 

そして、友人宅に突撃してそのまま宿泊。関東旅行の2日目はこうしてガルパン巡りで満喫できて終わりました。自分の中では今回の旅は登山と秩父観光しか考えていなかったので、まさかの大洗ということで、うれしい誤算となりました。

 

5/4(水) 友人宅で目覚めると前日の雨がカラッとあがり空が青い。これが晴れだよっっっ!

 

ノープランの私たちは、カラオケ、このままgdgd、鷲宮・春日部(らき☆すた巡り)、懲りずに飯能、黒たまごが復活したらしい箱根、そして河口湖は? という発言を受け、それだったら名古屋に戻る方向だし良いよね〜 ということで、急遽、河口湖を目指すことに。

 

途中、友人が相模湖のゲーセンがゲームセンターCXに登場したんだよ〜 という話があったので相模湖ICで降りてみた。

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相模湖。想像していたよりこじんまり。山に囲まれて湖畔がくっきりしているせいか、木崎湖よりも小さく感じる(実際は木崎湖より2倍広い)。湖畔の有料駐車場に駐めて湖畔散策へ。

 

お目当てのゲーセンへ。入り口が射的、奥がスマートボール

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ゲーセンのおばちゃんがゲームセンターCXの裏話など観光客相手に語り、濃いキャラが際立っていました。

 

いやー、GWでこの人出? と思うくらい、全く混雑しておらず、普通の湖畔公園という感じ。置いてあるゲームや、ガチャガチャも、一昔前の景品ばかりで、最新鋭の通信ゲーム、対戦ゲームなど皆無。湖周回船に乗らないかと呼び込みをしているなど、一昔前の観光地そのままです。ノスタルジック・・・

 

相模湖を後にして、再び中央道に乗る。中央道にのってしばらくすると、雪かぶりした富士山の頭が見えて、テンションが上がる我ら。

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東京を出た時間が遅いこともあり、渋滞は皆無。折角だからと三つ峠駅に寄り道。前回の三つ峠登山のコト語り合ったり。あんときも、登る前はくっきり富士山見えてたのに、頂上ついたとたんに隠れちゃったもんなあー とか。あれほど遠かった三つ峠が、今回は近く見えた、これは前回登頂できたから?

 

河口湖の到着は15時過ぎ。半袖でも暑いw 稜線もくっきり見える〜 一昨日前が恨めしい(笑)

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天気も良いし、ウノタワのリベンジということで、2時間以内のプチ登山をしよう という話になり、では富士山の眺めがよい、恋人達の聖地? 天上山にロープウェイ使わずに登ろうよということに。天上山の稜線に出れば富士山を右手に見ながらのハイテンション登山となること間違いなし。湖畔の駐車場からハイキングすること一時間弱で天上山まで行けます。コースは良く整備されているので、迷うこともありません。

 

途中、カチカチ山ロープウェイ終着駅では、アイスや団子、お手洗い施設などあり。多くの外国人の観光客で賑わっていました。天上山の山頂ははこの休憩所からさらに10分くらい登っていったところにあります。

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16時過ぎでしたが、モヤはほとんどなく、とても雄大な富士山を見ることができました。その先には三つ峠に至る登山道がありますので、河口湖畔に駐めて三つ峠の山行をするというのもまた面白いかもしれません。ただし、三つ峠までの稜線はかなり長いので、河口湖湖畔−天上山−霜山−毛無山−三つ峠山頂までは5時間弱かかりそうです。

 

で、安定感のあるステーキガストで晩ご飯をとり、河口湖駅で友達とバイバイ。私は名古屋に向かって帰ります。名古屋に着いたのは26時過ぎ。伊勢、飯能、秩父大子町、大洗、河口湖ととても充実したGW前半となりました。やっぱ、航続距離の短いアイミーブとは雲泥の差で、ガソリン車は楽チンだなあ・・・と改めて思いました。この旅がアイミーブだったら、観光地に着くのは夕暮れとなり、ほとんど何もできなかったでしょう。

 

アイミーブはあくまで登山旅、長距離用途では不向きという話であり、近距離移動&自宅充電できる人には、2016年でも最強の相棒であることは、アイミーブの名誉のために申しておきます。