ヤマノススメ六十九合目の舞台であるウノタワに、友達と2016/5/2に行ってきました。ただ、私たちのルートは舞台のルートとは違うので、舞台巡りする人は下図の赤ペンルートで行く必要があります。そこまでは林道がありますので、終点まで自家用車で入れることができ、5〜6台は駐められるスペースがあります。渓流沿いであり、ウノタワ入り口の木製立て看板が見えます。
では、以降は青ペンの山行についての登山記録です。県道73号の終着まで行くと稼働しているか不明な採石工場(2016年5月時点では、JFEミネラルとある)があります。県道73はここで途切れるため、工場が非稼働であれば邪魔にならないところに駐めればよさげです。そう登山者が多いわけではないので、路駐駐車しても迷惑にならないと思います。
ただし、工場稼働時はダンプとか頻繁に通りそうなので、心配ならば手前の白岩渓流園キャンプ場などに1000円ほどの有料駐車をすればよいでしょう。また、大鳩園キャンプ場付近には、1日1000円の有料駐車場がいくつも点在しているので、そこに駐めて登山開始するのも手かもしれません。適当に駐めておくと、スタッフが定期的に巡回しているらしく、封筒がワイパーに挟まれてて1000円を包んで渡す仕組みらしいです。
採石場の横に沿って進むと登山道になっています。
上の写真は下りに撮ったもので、紛らわしくなってしまいましたが、実際は左手に採掘場を見ながら登っていきます。
トロッコレールで下れたら面白いのに〜 なんて友人と会話をしながら登りました。途中、採石場の小屋・・・どう見ても廃屋っぽい・・・を抜けながら、鳥首峠までは土ベースの急坂が続く感じで、採石場を抜けるとなかなかハードです。
ただ、大半が樹林帯で日陰の中を歩くので、幾分か楽です。
この日はあいにくの天気(天気は晴なのに)のため、標高が上がるに従って視界が白くなっていきます。
入り口から90分くらいで鳥首峠に到着です。ここからすこし登れば尾根歩きになるので大分楽にはなります。
ただし、稜線に出た途端に風をもろ受けるようになり、体は冷えますので要注意です。
両端・・・落ちたら怖い尾根えさま。途中見晴らしの良さそうなポイントが何個かありそうでしたが、この日は10m先も怪しい状況でホワイトアウトw
まったく見えません。
登りはじめから160分でウノタワ着です。
標柱があります。
沼地だった一帯だけ何も樹林が生えていない、踏み応えが周囲と違うなど不思議ちゃんな場所です。また、ここらへん平らなので、キャンプもできそうですが・・・夜間やったらかなり怖いかも。野生動物の糞がちらほらあるので、クマや猪に襲われる可能性もありなん。
採掘場があるだけあって、石灰石がごろごろ。ここの山体は武甲山と繋がっていますからねー
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青ペンが私たちの山行ルートで、急坂が多い、ほどほどハードコースです。途中ベンチは一切ないので、倒木や岩石に腰掛けつつ休憩を取っていく感じになりました。ウノタワもベンチすらないので、小休止したい場合はレジャーシートを持っていくと良いでしょう。眺望が望める日なら、大持山、子持山、武甲山まで縦走するという選択肢もありそうで、実際縦走していたっぽい人に何人か出会いました。ウノタワから武甲山までは片道5キロほどあるので往復5時間は見ておく必要がありそうです。
標 高 1070m(ウノタワ)
タイム 往復5時間(ヤマノススメのルートなら往復2時間)
面白さ ★★★☆☆
眺望さ 濃霧のため不明
難易度 ★★★☆☆
【総論】
私たちの山行だった青ペンルートはなかなか急坂ハードですが、鳥首峠を過ぎれば見晴らしの良い小ピークがちょこちょこあり、ウノタワまでの尾根歩きは楽しいかも(全く霧で見えませんでしたけど)。武甲山までの縦走していくことを考えるならば、赤ペンルートでウノタワに入り、北上していくルートがよさそうで、登山口から4時間で武甲山、休憩込みで3時間で下って戻る7時間山行となるのではないでしょうか。時期の良い快晴の季節に、ヤマノススメの舞台ルートでもう一度登ってみたいですね。