マキノ高原キャンプ場

10/6-8とマキノ高原キャンプ場へ。三連休ということでまだ結構な人出でした。

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今回は奥さんがガイドブックで見つけた物件。琵琶湖の最北端から5キロほど北上したところにあるキャンプ場です。ただし、残念ながら山肌に隠れてしまいキャンプ場から琵琶湖が見えません。

 

キャンプ場内に「高原温泉さらさ」施設があるため、施設から出て温泉探しに行かなくて良い便利さがあります。ただし、温泉施設はハイシーズンの混み具合に見合ったキャパシティがないため、サウナがない、露天が狭いなどの短所もあります(温泉評価は別記事で)。水着で楽しむバーデゾーン(別料金)も併設されていますが、こちらもキャパがなさそう。

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管理棟。自転車やら飯ごうセットやBBQ道具、薪、毛布・・・と一通りのレンタル品は充実しています。

 

スキー場という広大な敷地をキャンプ場へと開放しているので、何しろ高原サイトは十二分に広い。おそらく、公称数値通り300以上のサイトを受け入れるのキャパがありそう。高原サイトは全面芝で、車進入して駐車することが可能です。

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ただ、スキー場ゆえに高原サイトは結構ナナメってるし、ここは水場は少ないかと。木立による日陰も一切ないので、故に利用料金も4500円で一番リーズナブル。

 

ふるーる一家はちょっと贅沢? して広場サイト以降北、川サイトへ、一泊5000円。

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平らなエリアもあるが・・・傾斜あるエリアも。

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川は人工段で滝状になっている箇所が点在するため川に近いと滝の音が気になるって人もいるかも。ふるーる一家は特に気にすることもなく、設営の平らさを優先し、川のすぐほとりに設営しました。

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広場サイト、川サイトは綺麗なサニタリーも近く、トイレ施設も新しめ。

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また、高原サイトに比べて木々があるため日差し対策もできます。ここ川サイトは(高原サイトほどではないものの)傾斜はそれなりにあるので場所選びは慎重に。

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これは川サイトのサニタリー&トイレ。蛇口からは温水が出ているようで、洗い物を長いことしていても冷たくて手が痛くなることがなかったのには感動。

 

そして川サイトをもうちょい奥に入ると、一番料金の高い森野隠れ家サイト、5500円。20サイト近くあり専用のウッドデッキも付くうえ、かなりスペースにも余裕がある。ただし、車を横付けできない(オートキャンプでない)ため、荷物の搬入は面倒そう。森野隠れ家だとサニタリーとトイレもちょっと離れてしまうのも難点。

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とはいえ、プライベートが保て、見晴らし、スペースとくつろぎ感はダントツトップ。しかもサイトの傾斜は皆無です。

 

そして、管理棟からほど近い林間サイトがここ、4500円。約40サイトくらいのキャパ。温泉施設にも歩いて行けるので一番人気。

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すでに一杯でめぼしい場所が確保できず、ふるーる一家は川サイトへと北上せざるを得なかったけど、本来はここに入りたかった。木陰は多いし川も近い、炊事場やトイレもほどよくあり、サイト傾斜はあまりなくオススメ。

 

キャンプ場マップはこんな感じ。

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【個別評価】

マキノ高原キャンプ場 滋賀県高島市マキノ町牧野931

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AC電源なし、サイト数公称300、直火NG、チェックアウト12時

自然と環境 ★★★★★(川は人工、赤坂山の登山拠点)

施設充実度 ★★★★★(犬OK、温泉あり、各種レンタルあり)

プライバシ ★★★★★(敷地が広大です)

周辺の観光 ★★★★☆(山登り、琵琶湖観光など)

日陰の割合 ★★★★☆(高原サイトは日陰なし、その他サイトあり)

管理人対応 ★★★★★(問題ありません)

料金満足度 ★★★★☆(リーズナブル)

 自動車¥0, 場所により¥4500〜5500, 連泊割引なし

 一泊料金5000円前後(大人2、子供2、クルマ1台)

 温泉は施設内の「温泉さらさ」。ただし、キャパ不足。

 

【総合評価】

★★★★★

 広大な敷地。木陰が得られ平坦な、そして小川のせせらぎも近い林間サイトか、川サイトがオススメ。セラピーロードで滝までウォーキングしたり、赤阪山の登山拠点にできる点など、キャンプ場だけでなく登山拠点としても利用できます。 セラピーロードで滝付近まで行くと、琵琶湖の北端の景色が広がります。赤坂山に登頂すると琵琶湖が一望できるようです。ただ、結構な人気スポットみたいなので、木陰でナナメっていないサイトを確保するには早めの到着が大事です。

 また、文中でレポしたとおり併設の温泉はちょっと手狭なので、混み合う休日はゆったり温泉とはいきません。単なる汗流し浴場と割りきりましょう。