207GTのオイル漏れが残念ながら再発。残念ながらというのは、3年ほど前にDIYで修理したから。またかよ・・・って感じ。プリンスエンジンと呼ばれるミニMINI、R56, R57, R57などのN14エンジンの定番弱点のオイル漏れ。このハウジング漏れ修理費用がショップによっては10万近く、これを機に手放す人も多いのでは? 専門工具を持つ知識豊富なプロはボンネット下からハウジングのみの交換ができるらしいが、あまりにスペースが狭すぎて素人には無理だ。
私が修理する場合、エアコンガスをあらかじめ業者にぬいてもらってから、バンパーを外し、ラジエータを外し、キャタライザーどかす・・・という作業スペースを一日かけて作って、実際のハウジング交換は清掃や再取付と接着待ちなどでさらに2日、合計3日程度かかる。
ボンネット下の地面に、たまに赤の冷却水とオイルの垂れ跡がある。月に3、4滴漏れてる感じかな。ボンネットの下から覗き込むと、前回見た状況と同じだwww

フロントから見たハウジング・・・

漏れたオイルに埃やゴミと混じり真っ黒になる・・・これも前回見た光景とまったく同じorz
↓ 今回外したハウジングのガスケット。写真の朱色は前回DIY修理で自分が塗った液体ガスケット。

矢印部分、柔らかいゴムだったものが炭化してボロボロ。冷却水の圧がかかるとジワーッとここから漏れるのだろう。オイル通路のガスケットはペッタンコ、その隙間からオイル蒸気が周囲に漏れ、それに汚れが付着するのだろう。
あまりに炭化が進んでこびりつき、爪楊枝では取り切れず(良くないが)ゴリゴリ千枚通しで除去したほど。

よほどの熱が当たったよう。ゴム感はゼロ。
エンジン本体部の上部にも炭化跡の黒ズミがある。軽く1000番でヤスリ掛けして接着面をキレイにしてからハウジングと密着させる。

前回サボってしまった排気管のガスケット(下写真)、今回は交換する。送料込みで2500円程度。

というのも、この交換をサボッたのが炭化の原因と推測している。高温の排気ガスが上記のガスケットから漏れてハウジングに当たった? 排管内のガスは500℃以上、それが当たれば炭化しちゃう。
オイルフィルターハウジングのガスケットシールはWAKO'sのガスケットメイクを使用して接着。ここ数週間は、冷却水、オイルともに漏れはない。経過観察したい。