TOAのPC-1861スピーカ付ける、インウォールスピーカー

TOAの壁埋め込みのスピーカが5000円/1個、新品でお買い得だった。2個買い足して、自宅の5.1chホームシアターを7.1ch化することにした。

 

ただ、ハマった点が一つあるので忘備録。うちのアンプ出力は、それぞれのchに対して6~8オームのインピーダンスが適合するとある。

 

↓ うちのホームシアターマランツのアンプ仕様。

よって、接続するスピーカもこのインピーダンス範囲のものを選べばOKらしい。

 

私はTOAのPC-1861は8オーム品だと調べて購入したのだが、落とし穴があり出荷時設定のインピーダンスが1.7kオームになっているのだ・・・この出荷時の状態でそのまま接続しちゃった。スピーカーなんてプラスマイナスを接続するだけでしょ(笑) という自分の知識の無さが仇に。PC-1861にアンプからテストトーンを出してみるも音が小さく、スピーカが付いていると認識しない。こんなショボいスピーカなのか・・・とトーン補正を最大までかけて運用していた。。。

 

後日、JBLの既存スピーカーとTOAスピーカーを仕様比較するも、そこまでの歴然としたスピーカの仕様差がない・・・何か自分が見落としてる・・・このスピーカーのインピーダンスのことを調べてようやく過ちに気付く。

 

↓ TOAのスピーカ取説

工場出荷時はインピーダンス1.7kオームにしてあるという。

 

つまり、TOAのスピーカーは店舗でスピーカーを1chにたくさん並列繋ぎで使う設定になってたということ。自宅でアンプのひとつのチャネルから一つのスピーカーを繋ぐなら、取説に沿ってトランスを介さない配線=ローインピーダンスに要修正

 

というわけで、自宅でスピーカをDIY設置する場合は、アンプ出力に合致するスピーカーのインピーダンス品を購入することと、インピーダンス設定が変えられるもの(トランス付きのもの)があるので、スピーカの初期設定を確認してから取り付けよう という話。案外、個人用ホームシアター向けの設定になっていないかもです。