ビーフジャーキーの自宅作りは意外にカンタン。
今回は乾燥しまくりの歯ごたえありまくりバージョンではなく、あまり日持ちはしないものの柔らかタイプの作り方。翌々日までに食べきるなら、やわいほうが個人的には好きだ。顎は疲れないし(笑)
焼き肉用でよく、白身があってもいい。白身が苦手なら赤身のバラスライスを入手するといい。
漬け込むタレは、天つゆ、お酒、しょうゆ、塩コショウ、ブラックペッパー、ニンニクチューブを適当に混ぜる。天つゆがない場合は焼き肉のたれ、中華スープ、コンソメでも代用できる。しょうゆだけでも問題ない。好みの問題である。
漬け込む時間は1時間でもイケるが、半日漬けると味が染みて美味しい。
乾燥機は段ボールと、100均一の網、ボウル、アルミホイルなどで自作できる。
段ボール内に網をかけていく。一番下の段ボールは、ボウルの上にのっけて、熱気を取り込むため、少し段ボールをくりぬき、周囲をアルミホイルでカバーしておき、万一のボウルからの延焼防備をする。
網をかけるフックは、針金で自作すればいい。針金も100均に売っているもの。
こんな風に掛ける。長さを複数用意すれば網段を二段や三段にもすることができ、大量の肉を一気に乾燥することができる。
乾燥する際、肉汁がタレるので、下の網にはクッキング用の吸水シートを置いておく。タレても段ボール使い捨てなら、シート不要。
肉を網に並べて・・・
で、このように組み立てる。上から、段ボール、ボウル(何も入れない、直接段ボール加熱するわけにはいかないので)。段ボールはガムテープである程度ふたをする。完全密閉はしないこと。湿気を逃すために換気口は空けること。自分は段ボールの取って部分が換気口になっている。
弱火のもう少し弱くした状態で90分~
熱せられたボウルから、乾燥した熱気が段ボールに入り、段ボール内が乾燥室になるというわけ。わざわざ、かさばる電気の食品乾燥機を買う必要はない。
90分乾燥させると初期のソフトジャーキーになる。好みによって乾燥時間を足していけばいい。その分固く、市販のような固形ビーフになっていく。
で、さらに燻製好きなら、今度はボウルに燻製チップを入れて30分かける。食べる前に肉の脂身から油が結構出るので、キッチンペーパー等で油を除去しておくと良い。
燻製やわらビーフジャーキーの完成!!! これは、90分乾燥、30分チップで燻製してるから、合計2時間火にかけたパターン。乾燥しきっていない分、日持ちはしないので翌日までに食べきってしまうことをオススメする。
というわけで、ビーフジャーキーは天日干しや乾燥機購入が必要で踏み切れない・・・と思っているなら、上記コスパの良いDIYジャーキー試してみてね。