RaceChip PRO2、チューニング、設定

プジョー207GT(2010年後期モデル6MT、A75F04)に中古のサブコン(RaceChip PRO2)を付けた。中古車なので(笑) エンジンに悪いよとか、燃費に良くないという噂もあるけど、気にしない。

DSCF0015_R.jpg

RaceChip GTSが本命、だけど8万円もする・・・車体価格38万に、8万円のサブコン付けて効果がなかったら泣くに泣けない。と、冷静に考えて、旧世代の中古品RaceChip PRO2を選択、中古で2万円しない。BWMと共同開発の直噴ターボ車なら大抵このサブコンが付く。同時期のMINI、シトロエンの1.6ターボなどが適合するPROⅡ。

 

かたや、新世代のRaceChip GTSは取付車両を、メーカとエンジン種別で完全に限定されてしまうため、サブコンを使い回できないデメリットあり。

DSCF0014_R.jpg

前所有者がどんなサブコン設定にしているかわからないので中身確認。星ネジで4か所外せば・・・

DSCF0011_R.jpg

基盤にアクセス。工場出荷のB1。

DSCF0013_R.jpg

B1(Default)→D1→E2→F4 

でブースト効果アップできると英語の取説にある。自己責任でどうぞ。自分は最高のF4で運用中。デフォのB1からどうだ? と言われると上がったかなあ程度。明確なこりゃスゴイ! まではいかない、と思う個人的には。

 

ちなみに、このS1ロータリースイッチ設定は、

8(最弱)→9→A→B→・・・→5→6→7(最強)

となるので、ブースト最強にしたいならなら7*という設定になるが、取説には記載がないので、F4を超える設定は好ましくないのだろう。設定77が最強なのかもしれないが試す勇気はない(笑)

 

ロータリー設定については英語のサイトから拾うと、

 S1ロータリーは、パワー調整で1.5%刻みのUp-Down。

 S2ロータリーは、パフォーマンス調整で通常は調整不要。

 

エンジン停止して全てのドアを閉めて、ボンネットだけ開けた状態でロックして15分待つ。エンジン切ってからすぐ接続開始すると、車がエラーモードになる事例があるのだとか。初回取り付けはバッテリ外して取り付けてもよいだろう。エンジン学習が一度始まり、サブコン設定変えたい場合はバッテリ外さずに15分待ちして設定変えて再接続するのが良いと思う。

 

207だと、車にある2個の端子に接続必要。一個は下の写真赤丸で囲っているエキマニのすぐ目に見えるところ。もう一個がエアクリーナーボックスの裏。エアクリ外さないと接続できない。

DSCF0017_R.jpg

T20の星ネジで、エアクリボックスネジを3か所外し。ガコッとエアクリの上部取り外し。

DSCF0019_R.jpg

エアクリのエレメントを取り外して、下部のエアクリを固定しているネジが左に1個隠れているので、慎重に外す。下部のエアクリプラスチックもバコっと抜く。

 

すると、エアクリの下に、3Pコネクタがある。

DSCF0025_R.jpg

RaceChip本体を車に取り付け。

DSCF0029_R.jpg

配線に正解はないので、自己責任でどうぞ。本体を覆うビニールは防水対策だ。

 

体感効果はあると思う、劇的じゃないのでわかりにくいのだけど。フラシーボ効果ではないハズ。じゃないと、わざわざ日本法人まで作って存続できないでしょうし。