207、RaceChip PRO2の接点修正と清掃へ

207GTにサブコン(RaceChip PRO2)つけてブーストアップしている。

 

しかし、サブコン由来で月2、3回発生するハンチングが悩ましい。。。エンジン回転数が上下するうえ、アクセル吹かして戻すと、そのまま回転数落ち込んでエンストする。発進は回転数が意図通りにあがらないためガクガク・・・公道運転はヒヤヒヤものだ。

 

RaceChipを外して配線を車購入時の初期状態に戻すとハンチング発生しないので中古購入したRaceChipが207ハンチングの犯人だったという結論に至る。O2センサーの波形見ていてがおかしい(1×1側が山谷山谷・・・を繰り返さない)のでO2センサーの故障ばかり疑ってしまいサブコンが悪いと気付けず。

 

RaceChipそのものが故障しているか、RaceChipのコネクタや配線接点が良くないのだろう。ということで、RaceChipのコネクタを調べて新品入手。入手できないコネクタは諦めハンダ付け直してみようとなった。

 

以下、配線図RaceChip PRO2。

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↑ 本体は24ピンのコネクタ。実際に使っているのは6端子のみ。赤と黒がサブコン本体の電源である。白と茶のペア、黄と緑のペアでMAPセンサ信号を乗っ取るのである。これを理解できれば、エマージェンシーコネクター(サブコンを外した車両出荷時の状態に戻す)を自作するには、白と茶を直結、かつ、黄と緑を直結すればいい。

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↓ 接点が怪しいコネクタは捨てて本体コネクタに配線ハンダ直付け。

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↓ 6端子を基盤に取り込んでいるハンダ箇所も怪しいので、ハンダ盛りしてみる。

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↓ 実装素子らの外観チェック。ルーペ使って診てみるも、ハンダのクラック、錆とかかは無さげだ。

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コンタクトスプレーで回路全体を吹いて綿棒で軽く清掃。もしかすると、汚れやカスがリーク発生させているのかもしれない。

 

で、207にRaceChipを再接続してみて数か月が経過、ハンチングしなくなった。

 

オマケ情報。
RaceChip故障やMAPセンサ故障になるとO2センサーの1x1側=触媒手前側が山谷山谷とならず、だらーっとフラット波形になることがあるので要注意。すると、1x1側のO2センサー故障を疑ってしまうからだ。O2センサー1x1の山谷が出ない原因には、センサー故障以外にも、サブコンやMAPセンサ故障でも発生し得ること、覚えておくべし。