SH5のHID→LED化

SH5フォレスター、オド10万キロ。HIDランプの故障をきっかけにHIDからLED化する。

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amazonで購入したD2タイプ。SH5のHIDバルブはD2R。D1/D2/D3/D4は規格互換らしいので、どれを選んでもいいようだ。

 

HID方式のLoビームが点灯しなくなった、しかも両方。原因は下記のようにヘッドランプASSYが曇って水滴となり、ASSYの底部に溜まったから。底部にはHID特有部品であるバラストという部品があり、これが浸水したことでショートか破損したのだろう。バラストを乾かすと使えるという記事もあったものの、バラストは高電圧部品。発火の原因になるのも怖い。これを機に水にぬれてもいい耐水性LEDランプを使い、安上がりに済ませよう。バラストは中古品狙いでも結構高い・・・

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雨の日には曇るフォレスターのヘッドライト。この水滴がライト部品の大敵なのである。

 

ヘッドライト抜くためにはバンパー外す必要あり。

 

SH5のライト構造はコレ。

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バラストあるほうが底部。バラストにDC 12Vが入り、昇圧された電圧がHIDランプに入っていく仕組み。くれぐれも、ランプ点灯中に触れないこと、感電死する危険がある。

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プラスネジ3つ外せば、バラスト本体を切り離せる。

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コネクタから水があふれて・・・バラスト内部に水が入り込んでるwww

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星形トルクス外してバラスト御開帳。マイナスドライバーでこじれば開く。案の定、浸水しててサビが浮く・・・

 

バラストに入るコネクター。DC12VでヘッドライトONしたときに通電される仕組み。

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LED化により、購入したものとコネクター種類が違うので、コネクタ根本から切断し、LED配線にハンダ付けすることにした。

 

バラスト取ったところで、HIDランプを外す。

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こんな感じで・・・

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特殊ネジもなく素直に外せる。

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HIDは・・・

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フィリップスのD2R型。

 

取り付けるLEDはD2タイプ。

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ファン付きで冷却機構を持っている。

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LEDコネクターに付属の変換アダプターを付けて、それをバラストに入ってたDC 12Vに接続すればいい。

 

 

このライト反射? 輻射? のようなパーツはLED化してもそのまま使う。

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傘は戻してねじ止めしておく。

 

今回はそもそも水滴で曇らなければ発生しなかったわけで・・・水が入りそうな継ぎ目を探して、もう一度、上塗りする。DSCF2426_R.jpg

徹底的にシリコンシーラントでふさいでみた。また水浸入するかもしれないが、今回は耐水LEDにしているから大丈夫とは思う。

 

最後に、

ライトスイッチを操作して、ポジション、ターン、ロービーム、ハイビームが点くことを確認。しばらく走行してチラツキもなく問題なし。スイッチオンとともに最大光量となるLEDはいいね。

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あまりレビュー評価が高くないが自分的には十分。HIDと同等なので問題なし。