6/10、梅雨の貴重な晴れ間だと聞いてウズウズ。今回は幸田町にやってきました。三ヶ根山です。登山道はいくつかあるのですが、今回は幸田町が推しているハイキングコースを使いました。
車で来ましたが明確な駐車場はないです。道路の幅員が広がって駐められる箇所がありました(34.823593, 137.163564)ので、そこに駐めて登山スタートです。
右が車をとめた林道。この林道の行き着く先は行き止まりになり、登山道はありません。バリエーションルートもなさそうな行き止まりです。よって、案内版の通り、左を進みましょう。
案内版がちょこちょこあるので、迷うことはないと思いますが、帰りが要注意です。
ちょっとした小川沿いを歩くので、しばらくは水のちょろちょろ流れる音を聞きながら進んでいきます。
倒木が何カ所かありますが、通れないほどではありません。少し地面がジメジメして、油断してると滑ります。メマトイかな、虫が寄ってきますので、防虫スプレーを持参したほうが良いと思いました。ヒルは見かけていません。ただ、登山する人が少ないからか、一部がヤブ化しつつあります。今回は誰1人として、すれ違いがありませんでした。
40分ほど登ると、スカイラインの道路が見えてきます。
三河湾が一望できちゃいます。スカイライン沿いのアスファルトからはどこも景色が綺麗です。ちょっとした展望台や日陰ベンチ、お手洗いもありますし、売店も2〜3件はやってそう。自販機もありますので、ここで一息つきました。
山頂の施設らは、大半が廃墟と化し、かつてのスカイライン神話の夢の跡を感じずにはいられません。
ロープが張られて立ち入りはできないようになっています。。。荒れ放題です(笑)
さて、かつてあった三ヶ根ロープウェイ。その山頂駅を目指します。廃墟マニアのページでも紹介があるぐらい、ちょっと有名な場所です。車なら、34.815374, 137.163826 に駐車スペースがあり、ロープウェイ廃墟に行ける小道があります。
途中、三角点に行ける分岐版があるのですが・・・
背丈くらいあるヤブが覆い茂っており、行くのやめました。
戻って、山頂駅の跡地へ。
ロープウェイの土台コンクリだけが、残っています。
ツタが絡みまくり、ふるーる以上に時を刻んでいるのですね(昭和40年頃にできたとのこと)。
形原温泉への登山ルートもあるようです。
帰りは、分かりにくいY字路があり、右に進んで行かねばです。こっちから来たはずなのに・・・失念してしまうぐらい分かりにくい。案内版が倒れて、埋もれかかっているので尚更です。
ふるーる、太い道につられて数百メートル突き進み、間違えています。
山頂の土産屋の廃墟っぷりが、昭和40年代の高度成長期の夢の果て−・・・ という感じで、ノスタルジックと、三河湾の絶景とが、良い具合に融合していました。とはいえ、あじさい祭りで、そこそこドライブウェイには車が来ていて、オープンしている店もありますので、完全にもぬけの・・・というわけではないのでご安心を。三角点があるほうに、ロープウェイの廃墟跡があります。小道が整備されていて、ちゃんと行けるようになっています。三角点はヤブ化していて難しいかもしれません。
三ヶ根スカイラインは20時閉鎖のため、夜景を見たいならば、登山しかないでしょう(笑) ただし、廃墟と相まって、なかなかスリルがありそうですが。形原温泉と山頂を結ぶ登山ルートもあるよう(ロープウェイ山頂駅廃墟に至る山道に、案内版が立ってました)です。幸田町のハイキングコースでしたが、国土地理院地図には存在しないルートになっていました。
山頂高 三ヶ根山 324m
タイム 往復2時間ほど
面白さ ★★★★☆
眺望さ 三河湾と幡豆の町並みを一望
難易度 ★★☆☆☆