2014年3月26日(木)、あの花の舞台巡りに秩父まで行きました。
秩父は高速道路が通っていないため、名古屋方面からだと関越道の花園ICから南下するか、中央道の甲府あたりから北上するかの二択になります。どっちのルートにしても名古屋から約6時間のロングドライブでした。
前日の25日は熊谷のサイタマ健康ランドで一泊。朝8時に熊谷を出たら9時前には秩父に到着。二車線の幹線道路が熊谷から秩父まで貫通し、途中の有料トンネル(普410円、軽300円)を抜ければ1時間とかからずに熊谷→秩父といけます。空には一面の雲が覆っていて、秩父に着くころには小雨がwww。前日の出張仕事だった日は快晴だったというのに、今日に限って雨とは。
まだ時間が早かったため、市内の様子を車で偵察した後に羊山公園へ。公園は広く、美術館がある公園北側がぽっぽの眺めポイントに合致します。あいにくの天気なので、ちょっとガスってますが。
市内から出て県道37号を通って20分くらい行くと龍勢会館。そこを過ぎて車で3分くらい西に行くと龍勢の打ち上げ台が視界に入ります。
下吉田キャンプ場さんの横を通ってすぐのところに発射台あります。車は手前の空き地にとめさせてもらいました。
龍勢会館から歩けば15分くらいでいけそう。ここから巨大ロケット花火(龍勢)が打ち上げられるんですね。毎年10月の2週目の日曜日に龍勢祭をやっているとのことで、昨年は(声優イベントもあった関係?)11万人も集まったんだとか。交通アクセスが良いと言えない秩父にすごいことです。
そして龍勢会館へ。
入館料は300円。道路向かいのトイレ兼案内所に50円引きチケットが置いてあります。雨のおかげと朝早いこともあって貸し切り状態。
女性スタッフに龍勢の仕組みや、上映ビデオを見せてもらってロケット花火ができるまでの過程がよくわかりました。
と同時に、あの花での花火制作シーンが忠実に表現していることも気づかされます。是非龍勢会館へも訪れてみてください。あの花脚本の重みも発見できますよ。
めんまは勿論、トトロやチョッパーも同居したりと花火以外の要素も楽しめます。
エントランスではめんまがお出迎え。あの花展示やグッズ販売もあります。
あの花カルタを買いそうになったのは秘密、でも2500円。
自販機だってあの花仕様。この萌え自販機は市内のあちこちに点在しており、場所によってイラストを使い分けている演出も心憎い。
龍勢会館は一見の価値ありです。あの花クリアファイルと萌えな「るるぶ」を購入。
るるぶも聖地巡礼本を作るまでになったかと作品の影響力すごし。かなり本腰を入れて作っており、コレ一冊あればかなり、聖地巡り、食べる、温泉入ることができます。
龍勢会館から秩父市内へ戻るとき、秩父橋に寄りました。20番札所に車数台停めれるスペースがあります。もしくは、21番札所から散歩がてらに500mくらい歩くかでしょうか。
紫外線にさらされちょっと脱色ぎみのめんま。確かにこの欄干に立とうものなら命がけ。
あのOPのワンシーンが確実にありました。
秩父第一中。制作に関わった方の母校だっていう話を聞きました。ここも秩父橋から歩いてこれる距離。車よりはレンタサイクルのほうが観光は機動力あるし楽しめるかも。
市内に戻って西武秩父駅へ。
ここは駅構内の「西武秩父仲見世通り」を利用してもらえるなら2時間までというお願いのもと、駐車場を無料開放してくれてます。休日は厳しいかもですが、私は平日水曜日の雨の日とあって混雑なく利用できました。
駅前には観光情報館なる建物があり、あの花展示や、スタッフに言えばあの花巡礼マップをもらうことができます。他、ほっとすぽっと秩父などでも入手できるんだって。また、レンタサイクルここでできます。ただ、西武秩父駅から、歩いても秩父神社までは15分弱。
仲見世通りにめんまのねだった「かきたまラーメン」があると聞いていたものの、ラーメン屋は平日休みの張り紙が。しかも、かきたまラーメンのメニュー表示も見当たらず。営業は土日祝のみにするみたい・・・テンションダウン。空腹でたまらず違う店舗に入ったら、飯時も過ぎているのに30分以上待たされてさらに追い打ち。聖地巡礼は時間との闘いなんやで!
この仲見世通りもあの花にあやかって、お土産やら、蒸しパンやら、あやかりメニューが多数。
おすすめはココ。SETARIAさんの「めんま」のホワイトモカは美味しかった。ちょっと甘くてせつない感じが(笑)
店員さんが女性だったので、「あなる」を頼むことはさすがに躊躇いました(笑) セクハラだって言われないかとドキドキだよ。
駄菓子屋さんもあの花満載。
駅構内に秘密基地の展示まであるしw おさわりきんし なんだけどね(笑) さて、食事もしたことだし西武秩父駅に車は置かせてもらって市内観光へ。
あっちこっちに、あの花 タペストリーやらポスターがあります。しかも、雨の平日水曜日だというのに巡礼している人たちと結構すれ違いました。友人はComic1対応で繁忙の極みなので、ふるーる今回は一人巡りです。女子ひとりでスマホで必死に絵合わせしている方もいたりして、、、脚本家が女性だけに、女子の共感も広く得られたのかもしれません。
めんまとじんたんが歩く線路沿い。何気ない線路沿いも、舞台のワンシーンだと思うとじぃんとくるのは不思議です。
秩父神社から商店街に伸びる石畳の道路沿いには15台ほどのキャパの無料「番場パーキング」があるのでそこから商店街ショッピングするのもアリかも。この商店街通りには、あの花ベルクもあります。
秩父神社前。境内の絵馬には痛絵馬も多数あります。
参拝用事であれば神社内敷地の駐車場が使わせてもらえます。
至る所にめんまが。
神社向かいの八幡屋さんの蒸しケーキ。
不格好な形といい、メンマが作るあの蒸しケーキとそっくりです。
1個200円。一個が手の甲ほどボリュームですので、ブラックコーヒーと一緒に2個食べたらほどよく満腹に。
そして定林寺へ。ここも札所として専用駐車場がありますので車でも行けますし、秩父神社から歩いて20分ちょいでもいけます。
坊さんの看板含めて、そのまんまですね。にやっ としてしまいました。
このように痛絵馬がいっぱいでした。ふるーるも板絵馬かけてきましたぜ、ちょー痛いやつを。痛すぎて撤去されているかもですが。
定林寺に行く際に通りがかった、秩父市立病院すぐ近くの「まめちゃん家」が非常に気にあなる。
17時オープンと立て看板が。
まんま秘密基地じゃん。あのバイクも置いてあります。あのエロ本含めてかなりの力作です。
超平和バスターズの彫り込みも再現。
秩父駅の有料駐車場(1時間200円、以降1時間ごとに100円)にとめて、そのオープンまでぶらぶら散策して待つことに。あの花ラッピングバスが通過(撮り逃したw)したりと市内は、あの花でいっぱいでした。
旅も終わりかけた17時になって雲の隙間ができはじめ晴れ間が(笑)
17時になると市内に防災メロディーが流れ始めるので、それがまめちゃん家に行く合図。
もっとすごいのは店内。サインやらその手のグッズや書籍が沢山置いてあります。なんとここには、あの塩ラーメンがあるのです。昼に食べ損なった私は迷わず注文。
やりとりも香ばしくやいて辛味噌ダレをつけてたべるのだけど、これまた美味しい。そしたら地元民2名が来店し、一人はかなりのアニオタ(本人はアニオタとは違うと否定)、一人はアニメには興味ない気さくなトラックおっちゃん。オススメ温泉や名古屋の帰り方などを相談しつつ、もう一人の痛シャツを着たアニオタ青年(本人は否定)からは、いろいろな濃いあの花のアナザーストーリーを聞くことができ、非常に有意義な晩ご飯でした。あ〜っ、名前と写真とっとけばよかった(笑)
一期一会、旅の恥はかき捨てとも言いますし、かきたまラーメン食べ損ねた人はここに来なさい(笑) なんというか、気さくな店主さんで怖くないですよ〜 店の敷居をくぐってホント良かった。
大洗、秩父、飯能といい、特に最近は顕著にアニメ業界は地元とタイアップするようになりました。アニメグッズや、あやかりメニューから一部ロイヤリティーで収入確保したい業界側と、観光客を呼び込み地元活性を臨む商店街側とのタッグが多くなりましたが、それはそれで巡る楽しさが倍増しますし。それで業界が元気になるなら、そっち系のお土産や、痛飯食べようって気になるもん。
あの花観なかったら秩父にいくことなんて全く画策しなかったわけですし、まめちゃん家もたまたまあの日のあの時間に入ったことで、店主さんや地元住民さんからの深いネタ話を聞けたりしたわけで、こう自分の巡り合わせの不思議さとかを感じた良い旅になりました。結局、帰る時間の関係で温泉は入れなかったですし、また、来たいな。あの花も映画化されたことで、ますます盛り上がっていた秩父でした。超バスの痛シャツを着た、まめちゃん家の常連さん、アナタは間違いなく私たちの仲間です(笑)